A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2019/09/15

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DL-103R

チェック用にやっぱり必要(^^;;

BQ-2Bから外してきました。

負荷抵抗が100Ω程度でもゲインが下がらず、グッと硬い率直な音がするから、mcの基準にして良いと思う。

ただ音は硬いかな。

石のフォノアンプの大抵は、mcに切り替えると100Ωオーダーの負荷で受ける様だけど、mcでもBPS.EVO3は50k負荷の方が、フワッと信号割りかし高めで受けられて、文句無い音だから良いと思うのだけど、各社で負荷抵抗の推奨があるから、それに合わせるのが一番良いとは思う。

mcでも負荷抵抗を選べる機体は殆ど知らないけど。

103は、50k受けでも100Ω受けでも、信号電圧が変化しないっていう。

要は、コイルの巻き数が少ないから、信号発電レベルもローインピーダンスという事なのと思われ。

EVO3は100Ωサイドに寄せると信号レベルが下がって、ギュッと硬くなるが、ノイズの面々で50k受けが良い。

コイルが見える程良く巻けているから、巻き数が多いと思われ。

負荷抵抗が小さい方が、カンチレバーの制動が効くという可能性が考えられるが、それだけ信号も絞る事になる。

それが良い音かは、また別の話であるが、絞るだけ信号レベルが下がって、歪みは減るかも知れないが、S/Nは悪化する場合はあり得る。

103でホールクラスで鳴らすとするなら、初段はシールドに納めるかしないと、“ゾゾォー”、“ボォォォ”という球の外から来るノイズの影響が出始める。

ガラスに触っただけでもハムを拾うというレベル。

スプリングで球を巻いて締め付けてシャーシアースしておくのが良いが、市販の電磁波をシールドするスプレーはどんな効果があるのだろう?興味がある。

 

球を巻く意味は、昔のチューナーやらで行なっていた事であるが、ガチャガチャやった時のマイクロホニックを急速に吸い取る意味と思われ。

確かに筒式のシールドに比べて、締め付け型のシールドは、マイクロホニックの独特のキーンという高い音が短くなるし、全体的に静かにはなる。

交換の時にギュッとし過ぎて外し難いという問題点も見受けられるが、質を高めるという意味では合理的と思われ。

 

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右、Evo3、Decca V、オルトフォン F15?FF15?E?よく分からない。チップ無しのカートリッジも保管しているが、微妙に形状が異なり、使えないっていう。

針圧が1.5gと思った。かなり軽い。


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音楽ジャンルは結構幅広いです(笑)