A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

低コストアンプ pt5

どうも先日から変えたメニエルとアレルギーの薬を飲み出してから、ぼーっとしてどうも頭が働かない様な具合になっている様な気がする。

同時に色々な事を多方から言われて、嫌になっていたのも重なっている気がする。

前向きに物事に取り組むのを始めるのに、どうにも初動が重過ぎて手が動かず、マイナスの事ばかりを考えてしまう。

朝は特に起きた時に緩い目眩が起きて、それを数時間引きずる。

考えていた事も、ぼやーっとして忘れ易い。

テレビでコロナになったあとの後遺症として数%から数十%の率で、難聴、耳鳴り、目眩を訴える者があるらしい。

もしかして知らずの内に?

だとしたら、私の症状は後遺症か?いや分からない。

 

§ 

 

 

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全く、自分で組んでいて呆れてしまう様なミスが多くて自分に参った。

まず1つは、整流のP-K逆。これではマイナスに引き込んでしまうからケミコンが温まるのも訳ない。

次に117L7のグリッドリークのアース忘れ。

これではバイアスが掛かっていないも同然に浮いてしまい、電流が流れるから、Bの保護抵抗が焼ける焼ける。

次にP-K分割のPとKの抵抗の行き先を共にB+に繋いでしまっていたから、電圧は出るが何処へも流れず、結局出力が得られないという凄いミス。

ヒーターのアースポイントは探って静かになる場所へ落とす。

しかしながら、フォノEQ部はクセありで、何か片ユニットが妙に高インピーダンスで、手を近付けるとハムが盛大に上がってきて良くない。

もう片ユニットは、そんなにハムが盛大に上がって来る事はないから、片方だけが何か問題を抱えているらしい。

探ってはみたが、何が問題なのか一見しては分からない。もうしばし原因を探らねばならない。

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メーターは小信号でも応答があるから、信号の終段部分、VR後のファイナルの入力を見るもので良いと思っていたが、案外ファイナルのドライブ部分で増幅率があって、簡単にフルスイングする電圧が得られてしまう為に、メーターが動く程度の信号の大きさが得られず、殆ど動かないという結果に。

そこで、117L7の一方のグリッドへ結ぶとフルスイング10V程であるから、十分に動く。

ただ、ここへ繋ぐと音が悪くなりそうな予感がするから、P-K分割の前段のドライブに入れて使えないか検討中。

少し電流を多目に流しているから、負荷が少し増えてもやれる事はないかと思っているからである。

それにpkのドライブならば、出力側も同じ信号がグリッドへ入っているという事になる。pk分割は利得1である故。

改良が必要である。

マツダ D型 片面内燈屋内式

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50cmの大型壁掛型。

最もパブリックな場所へ設置される目的と思われし、内部照明の入った自照式。

駅からの廃品説を言う者が現れたが、会社や工場、役場、電話交換所辺りで使用された物ではないかと推測。

国鉄は大きい所は子時計が入っていたハズで、昭和19年だと、沖電気のセットだと思われる。

その昔、大正期は阿部式電気時計のセットが入っていた事と思われ、マツダの単独時計を構内各所に設置するとは、手間を考えて非効率であるから、用いられなかったであろうと推測。

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文字盤は厚いスリガラスで、数字の部分を透明の抜きにして、ペイントしたらしい。

ランプを消灯させるとガラスの青っぽさが出るが、点灯中はクリーム色になる。

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モーターはダブルで付いているが、一方は時間調整用の倍速運針モーターで、当時は停電が多かったから、時間合わせに筐体に手を入れてツマミを回す手前を、電気的にスイッチで行おうというものと考えられる。微調整も効くようにか、あまり速くない。

歯車が独特の構造になっていて、運針用と調整用とで2枚になっているが、どちらでも動くようになっている。

補助ゼンマイは入っていない。

時代からすると、鉄のケースだから、軍事工場系統納められた物かも知れない。

補助ゼンマイは物資的に削減したかも分からない。
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検査票も入っていた。

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60c/sのモーターが入っていたから、毎分20%遅れる。

1分間に1秒程度、送り用モーターを回してやると具合が良い事が分かったが、インターバルスイッチの精度がイマイチだったから、50c/sのモーターを探す。

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シンクロンはマツダとは会社が違うが、モーターは互換がある事が分かったから、交換してみるとピッタリだった。

しかしながら、カナ車の高さが合わず、噛み合わなかった。

カナの歯数、径、ツツカナ径はピタリ一致である。
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とりあえずモーターは合わなかったから別の事を考える。

考える間に汚い本体をバラして洗う。
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機械。

モーターの秒針用シャフトが挿さる事で、長針のセンターも出るという構造。

秒針としての機能ではなく、センター出し用に応用したらしい。
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秋葉原千石電商へ出向いて50Hz 1rpmのシンクロナス  モーターを買ってきた。

しかしながら、時計回りCWしかないから、変転のCCWが欲しい場合には手を加えて、逆転する様にしなければならない。

板金の加工と、中へ入っている銅の熊取部分の向きを変えると逆転する。
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歯車を加工して使える様にして、コイルを外した元のコアーと厚紙で新しいモーターを止めたら完成である。
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洗ったから完全乾燥も兼ねて、フィラメント球で温めてやる。
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やはり国産のモーターは精度が良いらしい。

舶来のシンクロナス  モーターは精度が悪くて使い物にならなくて、大損した経験がある。

 

とりあえず様子見。

何処へ掛けるかな.....(^^;;

ゼンマイのボンボン時計を幾台か放出する予定...

メタル管 バラしてみる...

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上手い事剥がして電極が出てくるかと思ったが、流石頑丈に出来ている。

これ以上は簡単には壊せず。

あとは切る他無さそうだ。

電極引出し部はガラスで封がしてあるが、内部はガラスは無く、外から見える金属だけのはず。

綺麗にバラせたとしても、GLから始まっているから、ライサトロンであろう。

何となくは構造は分かる。

 

§ 

 

今日は朝から目眩が強く、起きるにもフワフワ、フラフラとやっていて。

暫く起きていると落ち着くが具合が優れない。

背伸びに腕を上げたら、今度は脱臼を久しぶりにやってしまって、入れるのに暫く掛かって痛かった。

明日からは連日出張がある。体調が大丈夫か心配である

低コストアンプ pt4

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合間合間で組み完になった。

通電試験をしてみるとトランスが鳴く。

これはまぁ致し方ないとは思っていたが、結構派手。

更には徐々に平滑のケミカルも温まるから、ミスした可能性が高い。後で誤配がないかチェックはする。

裏に付けた電力型抵抗も焼けている様な雰囲気である。

ケミカルの極性が間違っているとなると電圧は出ないと思われるが、保護抵抗があるから、それらしい電圧が出てしまうかな?

裏表で組み付けが違うから、配線を誤ったと考えるのが妥当か。

合間合間に作業するのは良くない。

 

今更ながら、トランス配置とで失敗作な予感が強め。無理し過ぎの許容を超えているかも知れない。

メーカーのをよく考えたら、小さいトランスの場合はフォノイコライザーを石でやっていたり、Luxの場合は結構大きいトランスが載っている。

 

とりあえず手直しが効くか判断、ダメならば再度シャーシを買って来るか、見合ったトランスを誂えさせた方が良さそうだが、見合うものは相当大きくなりそう。

 

今の所の結論は、良い所取りをして都合良く寄せ集めると結果良くない方向に倒れる可能性大。

其れ相応の回路構成で纏めた方がまだマシだったかも知れない。

 

 

 

 

ps

調べたらプレートとカソードを逆に使っていた。

これでは極性を逆使いしたも同じで、全体が逆電圧になる。まったく、寝ていたかな(-_-;)

 

ここ数日、あれこれやってくれと呼ばれる事が多くて、何か手を付けていた事に集中して取り組む事が出来ず、あっちやったり、こっちやったり、数日置いて再開したりという事が、複数箇所、家でも外でもやっていて、断片的な仕事が多く、後から変更するといった類の内容も多くて、一発で完結する事が少ない。

途中で仕事が追加されて予定が狂ったり、出張しなければならない様な急用も平気で入り、更には安く使われて、何かアホらしさも感じて来る。

そんな事もあってなのか、五月病なのか、憂鬱というか、やる気がどうも起き難い状態。

何かしなければならない事が沢山ありすぎて、もはやどれからやったら良いのかも考えが遠のき気味。

かと言って決定的でない内容の事もあるから、仕上げてから変更だったりを食らうと、またしても、やる気が失せてしまう様な、そんな事の繰り返し。

完結する事が分かっている内容であれば、それに集中して取り組みたいが、そういう時に限って、何か連絡が来たりして、中断せざる終えない事が多くて携帯も電話線も断っておきたいというのが今の心境。

少し静かにしておいてほしい。メールならば、一休みの時にでも見れば良いから、気が楽だが、メールもして返事がないからと待てず電話をガンガン寄こされ、一言、二言の確認の為程度で、それを何度も繰り返されるのも良い迷惑でその度に図面やらメールやらを広げて目を通さなければならない。

要件は一発で通して、グズグズ遠回しに言うのも聞いていて面倒で、要件纏まったら連絡くれとそれは切ってやったが、次の時には簡潔に纏まっていた。出来るなら初めからそうやれよと言いたい。

とりあえず明日は日曜だから会社は休みだから静かだろう。

邪魔されずに済みそうである

何を良しとするか

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お客さんの中に、WEの線は音が良いという方がおられる。

確か、初っ端に会った時にWEの球か線は素晴らしい音だが、どう思いますか?と尋ねられた記憶があるが、WEは電話機以外は所有していない事もあって、元は電話屋だから、それに適した物と思っていると回答した記憶がある。

 

配線の電線もそうであるが、それを長く巻いたらL、すなわちコイルにもなる。

これらを使ったトランスやらを作る人が、お客さんの知り合いに居て、彼はWEを超えたい(?)超えている(?)という事だそうで、話だけでは少々カルト的な印象を自身は感じていて、当人のお客さん自身は漠然と“良い音”だったり、”目の前で歌っているかの様だ“という話が良く出て来るから、尚更に”大先生”が気に入っているのかなという印象が強まった。

目の前で歌っている様だ、という感覚は私には分からない。

試聴曲も流行歌で、7インチシングルである。熱海辺りの、くたびれたホテルに残っているジュークボックスに入っていそうな雰囲気の曲だ。

聞いた感じはジュークボックス其の物の音質である。ただ、低域がぐんと落ちていて、ハイも落ちたら、電話の音質になってしまいそうな、中高域が突起した様な癖ありな雰囲気。

しかしながら、ジュークボックス程度の音では困るというから、また難解で、より電話らしい音を求めているのかと思えば、そうではなくて、更にはハムが気になるという具合だから、旧式の物を求めているのか、ノイズレスの最新型を求めているのか、非常に難しい。

自身は、他人宅で聞いた音が良いなぁと思う事はあまりなくて、音というよりか、音楽其の物が好みだったり、しっくり来ていないと、全くもって良い音だろうが、悪かろうが、特に何も感じなかったりする。

ストリートで演奏している曲を”外”という雑音と共に聞いたものの方が感じるものは多いと思っている。

 

最も自身が気に行っているのであれば、それで良い事ではあって、他人にどうこう言われる事ではないが、良くするにはどうしたら良いかと問われると非常に難しい。

私で良いのか分からないが、それを“分かってほしい”とも言われているのであるが、メニエルは治っていないし、相変わらず耳鳴りはあるから、結論で行けば繊細な部分は大分参っている事に違いはない。

 

§

 

ビニール線はビニールの音がする。テフロンはテフロンの音がする。ゴムはゴムの音がする。絹巻きは、良い音だ。

…何がどういう事で”良い音“という具体性がなくて、ぼやっとしていて乗り気じゃないのは、多分先方も分かって(?)いたかと思うが、先日、その彼、大先生の元へ一緒に連れて行ってもらったのである。

そんなで前の触れ込みがあるから、大丈夫か心配になったが、本人に会ってみると、熱心な研究家という事が分かった。

莫大な費用も物ともせず、買い込んでは全て分解して、構造と設計を知り、自分で作ってみて結果を得る。という職人だった。

本人と話すと、回路がどうの、トランスの巻き方がどうのと、どれも普通の事で、自身の研究結果だという事は明白になった。

カルトらしいオマジナイや、職人技云々ではない事だけでも分かって良かったと思うし、どうしたらより良くなるか、するかという事も色々研究している様子である。

ただ、”これはこれ”と、断言してしまって話が即終わるのは、あまり深く回路研究をしていないのかなと推測。

トランスはかなりやり込んでいる。自分でも作る。

ただ、回路設計はいまいち、WEの過去の参考書を頼りにしきっている様で、伸展は見込めなさそう。

球の面白い使い方、という違った発想が豊かとは思えない。

まぁしかしながら、普通じゃ買えない様な金額の代物を解体してしまうのだから恐ろしい。

それも幾台も仕入れてきて、やっているのだから凄い。

湯水の如く、大金が出せる具合は、正しくWestern、ベル研究所と同じ様である。後に潰れてWestrexになっているが。続けられるだけでも只者じゃない事は分かるが、売れる時の金額も過ごいだろうから、なんとも。

 

出来る事ならば、マネしたいものだが、宝クジ1等が当たりでもしない限りは到底無理難題。研究は楽しいだろうが、やはり物資を買って試せるだけの余裕は私にはないし、売れるのを待ってからでないと、次に投資できないという自転車操業の様なもので...

大先生レベルを期待されても、無理であろう。そんな凄い耳でもない。

 

§

 

大先生の話を聞いていて、面白い事を言うなと思ったのは、一般的なただ組んだ回路はピャンピャンして、ただ明るい音がしているだけ。中身が何も無い音がする。そういうのである。

WEの回路を見ると、ACループが1段づつ揃っているだとか、Gndには200kを通して繋ぎ、信号とDC回路とを隔てているという。

これをただマネをすると、ハムが出るという結果になって、マニア、アマチュアには、受け入れ難い話の様子であるらしい。

WEの回路図集も見せてもらったから、1つ模して作ってみようとは思うが、トランスは結局現代の物になるから、意味がないかな。それも実験しなくては分からないが、WEのトランスが有るわけじゃない、もっぱら、それだけの凄い音を出力するスピーカー?レシーバー?が無いから話にならないかも知れない(笑)

 

専ら、この旧式の回路で何を聞こうか。

1番の問題はそこではないかな。

1920年代のアンプが良い音だと、例えばすれば、入力のソースは何にする。

ハイレゾ音源(?)やらPCで出力した物を再生するのであれば、現代的なアンプの方が良いと思うのであるが、如何なものか。

最も、1920年代ともなれば、無線かSP盤か、フィルムであろう。

フィルムは光学録音であれば、映写機があれば、まぁ当時の音が再現出来るかも知れないが、良い音だったかは、聞いてみないと何とも言えない。

しかしながら、より良くする為に更新するのであって、より悪く更新するのは頂けない。

その事から、改良された物の方が、質は良いはずと考えてしまうが、そうでは無いのかな...

難しい。

大先生はレコードも聞いている様子だったが、CDの方が圧倒的に多い様子。

ステレオ録音をモノ単発で鳴らしている様子だったが、ブレンドしているのだろうか。

まずそこからして、疑問が発生するが、トランスを間に挟んで絶縁を施せば、安いソースでも良くなるという事らしい。

…悪いソースでも、良くなる…要は別の何かになっているのではないかと思う節もある。

高忠実度増幅器の考え方は、良いソースは、劣らせることなく、良い状態で出力する。

悪いソースは、元が悪いから、その悪さを忠実に再現、出力する。

と、こういう考え方である。

しかし大先生は違っている。悪くも良く、良い物も良く。である。

そんな都合の良い事が可能なのか、私には理解が及ばないが、まるで、1Wの消費電力で100Wの音が出せるという様な具合の話に近くないかなとも思っている。

永久機関が無いように、効率が反転する事はない。

だから、不味い料理に、味の濃いソースを多量にかけて、別味にしてしまえば、本来不味かったものも、ソースで美味しくなってしまうという事と同じではなかろうか。

まぁ、この手の話は”答え”が無いから、永遠の探究であろう。

自分の思う感想がとにかく重要。人に言われて合わせるのは、一番良くないこと。

 

 

§

 

帰り際、大先生に”数十万程度のアンプは作らないで、数百万の価値がアンプを作る様に努力せねばならない”と言われた。

…数十万ねぇ、そんな金額にも殆ど達していないかな…後世になってイイモノって言われて残る物を作りたいかなぁ、今は安くても(^_^;)

低コストアンプ pt3

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いつもだったらアース線を一本引き回してそこにハンダしていけば良いだけの事であるが、今回は高周波用のセンターアースを5670のユニットシールドと同じにとって、カソードとグリッドリークも同一の場所へ、短距離で仕上げてみる事とした。

かなりスッキリした様な見た目になるというのと、信号の行き帰りを少し意識してみたというのがある。線は増えるが。

 

 

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ボチボチ進める。

週4のペースで前会社から仕事依頼があって7時〜18時迄出て、こっちの仕事が色々進まない。

値段から行くと、週4で出るならば社員の方が給料は良いだろう。

疎らにやるなら兎も角、次から次へと上げたら仕事が増えて来るのは、ちょっと困りモノ。

良い技術者を雇えば良いのに、安給料じゃあ、腕の良いのも辞めてしまうかな。

安いのに求めるクオリティは高くて、手直しも要求されたり。

修正してくれても良くないかい。と思ってしまう。社長と相談かな。

仕事は嫌いじゃないが、昼代程度じゃあねぇ。

Lion→Sierra

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Lion 10.7.5は殆ど買った当時の儘(?)ではないかな。

これを持ち歩いていた頃は、iphoneは3GSを使っていて。その後にiphone5に買い換えて、それが2012年の末である。

思い返すとiphone3gsを使っていた当初、2009年頃はまだ電車の中で”板っぱち”を触っている人は殆ど居なくて、新聞を読んでいる人、本を読んでいる人、寝ている人、カセットやMDを使っている人、分厚いiPodを持っている人、そんな感じで、マガジンを入れ替える事無く音楽が聞けてハードディスクも入っていない。更にはWebもメールも電話も出来る、ちょっと優越感が今思うとあった様にも思えるが、それもあっという間に全員と言って良い程に見かけない状態が無い様になった。

それと同時に、逆に3gsが古くなってしまって、周りがどんどんと新しい物を持つようになったとも思う。

クラムシェルのiBookと言ったかな?あれも結構持っているだけで周りの目を引く様な感じだったが、今やノートPCですら電車の中で触っている人は、そんな多くは無いと思うが、触っている光景を見ても、珍しさはなくなった様に思う。

まぁ、Macを見る率は少ない。今はThinkPad率が高い気がする。

クラムシェルとMacBookとの間に、PowerBook G4を使っていた時期もある。

あれは中古で買って、バッテリーが簡単に外せたっけ。CPUは1.5Gc/sだったと記憶。

確か、OS9.1を仮想でしか立ちあげられなくて、OSXが主で起動していた様な気がする。9.1はインストール不可だった記憶。

もっぱら、古いOSでないと走らないソフトは結構あって、カラー16色が選択出来ないと起動しなかったり…それは68k時代の物だから別次元かな(^_^;)

Apple2e、2GSはまっというに動かしたことはない。Plusは68kの類かな?RAMが32kだった様な気が。

68kのMacintosh2、2ci、2cx、LC2、LC3、LC475、Classic、Classic2、後何を持っていたかな?

PPCは、パフォーマ630、Quadra610、3100?、6100、8115、8500、9300?、青いG3、iMac(初期の青いの)の記憶しか今のところ出てこないが、結構沢山、似た様なのを随分集めた記憶がある。

中古やらJunkやら貰ったり。

中でも8115は結構長いことOS7.6で使っていた。

LC2は起動時、MacOS表記ではなく、Welcome to Macintoshと表示される、古い様式だったから、OS7.1以下だったんじゃないかと推測。

もうHDDもOSディスクも持っていない。

Quantamの40MB HDDだった。SCSI 50ピンの。

IIciに入っていた、同じくQuantamの40MBか60MBのHDDは、分厚くて低速だから、回転音が静かだった。

ギャコギャコ鳴るモータードライブの20MBのHDDは何処のメーカーのだろう?アメリカ製かな?

5インチの、やはりカンタムのも持っていたけど、120MB位だったかなぁ。忘れた。

それよりも古いHDDは、不良セクタの記入項目シールが貼ってあり、そこへ記入があったのを覚えている。工場出荷時から不良セクタがあったのだろうなと。今もあるのかな?良く分からないが(^_^;)

 

Apple以外は、日本電気のPC9821にWindows95を入れて使っていたが、すぐにシステムがクラッシュして再起動すると、もう立ち上がらない。そんなのが何回かあって、DOS/Vは使い勝手が悪いという印象付いて。

ただやっぱり、ソフトウェア的にはDOS/Vの方が多彩な印象があって、98、Windows2000、これで使っていた頃が懐かしい。

XPで止まって、今に来ているが、今更OSを買ってアップデートしようとはあまり思わない。使わないし。

そんなで、話は一周(?)して帰って来た様な感じであるが、MacBookのOS、LionはAppleStoreからも大分遅れをとっているか、サムネイルが表示出来なかったり、Webが大分色々見られず、重いから、更新する事にしたのである。

SierraがLionからUPさせるのにギリギリの様で、あまり最新のものへ(そもそもインストールが可能なのかも分からないが)新しくすると、スペックとOSの割に合わなく重くなっても困るから、そこそこのにしたわけで。

結果的には何か軽くなったかも知れない。

Webもスムーズで、表示崩れも表示されないというエラーもない。

ただ、なんとなくもうギリギリかもなという印象はある。

常に新しく何か変更して、新しい物を買わせるように仕向けないと、企業もやって行けないという事もあるだろうが、まぁその辺りがエンドユーザーは良い様に操られている気がする。

新しい事に踏み込む場合は特にそうかな。

電話線が繋げていなかった頃は、マシンが幾ら古くても問題は感じなかったけども、目的が変わるにつれて、それに合わせる必要が出て。当たり前の事ではあろうけれども。

そんなこんな、色々と考えさせられる事が多くて、急な仕事も多く入って、なんだろう。少し考える時間が欲しいかな。