A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

発振するプリアンプ

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先日修理を頼まれたフォノイコライザ付き、ラインコントロールアンプを早速修繕する。

ナットが会社で見た時から緩んでいたが、全体に緩々だった様で、ガチャガチャになって届いた。
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電源部がベナベナに曲がって、取り付け足も外れるという悲惨具合。
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どんな構成になっているのかと思ったが、普通過ぎて面白くなかった(笑)

こんなに大きい板な必要があったのだろうか(; ^ω^)

更にAL薄板っていう。手で曲がりは修正できた。

トランスを乗せるならば、最低でも2mm位は欲しいかな。曲げ板ならば1mmでもペシャンコにはなり難いが、一枚板はなぁ…
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シールド線が多用してあって目が回ってくる(^_^;

更にグチャグチャと這っていて気味悪い。

端子に番号と線に付箋があるが、パッとみると1st、2st、と段階を踏んで、SEL、TC、ATTとなっているから、ぱっと見で分からないのに修理しようというのは、少々難しいかなと思われ。失敗する可能性は高い。

パッと組み上がっている回路を見て理解ができないのであれば、修理は断った方が後々を考えて壊すよりか良いかと考えている次第。

難解過ぎる構造も困るが(; ^ω^)

勘が効かないと、とにかく機械も電氣も上手く付き合えない。
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シールド線の赤はGNDに落としている様で、シールドは浮かしているのか?頭が良過ぎる人の組み立ては理解が難解である(; ^ω^)

単にアース忘れでもなさそうだが、なんだろう(^_^;
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dBとあるが、メモリ表記も動きもVUかな…

左はLEDに前修理人がした様だが、右は電球の儘で切れていたから、ランプ交換した。

ランプは球ヒーターと同じく、AC点火だから、チラつきが出て指針がパラパラ漫画になってしまうものだから、LEDは取っ払って電球へ戻した。

配線はされていなかったから、多分修理が面倒になって外したのかな(; ^ω^)
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問題の発振ユニットをバラす。
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リードの遊びが凄い(; ^ω^)
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外れ1

やはりB+から外れている。

カソードフォロアでも無い様子。

調べたら1段目のフォノに行ってた。
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外れ2

これはグリッドリークであろう。

GND側が離れている。

フォノ2st EQ段だ。
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良く良く見ると、GND線が2本入っている事に気付く。

1点アースをしようと頑張っている様だが、不適当にGND線を引っ張り回しているから、統一感が全く無い。

至る所から出して、色々な所を渡っていて、ループが出来ているのではないかという場所さえある。
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こんな状態だから、追うに追えず(; ^ω^)

ひとまず、使う線と新しく引き直す線とで整理して行く。
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付箋のついたGND線は取っ払って、新しい線を引いてやり直す。

主に束ねていない線は廃棄。
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そうこう触っていると、回路全体が見えてきた。

12AU7 6段構成、内前2段はフォノ、中2段TC、終段2つはPPで出力トランスに入っている様子。

バランス入力にはなっているが、CD、AUX以外はアンバランスで、TCのVRは2連ではないから、バランス受けでも結局アンバランスに落として、それを終段でPPでトランスに送って、600Ω出しをしている様に見受けられるが、600Ωはアンバランスのタップしか無いから、結局…という感じだ(; ^ω^)

キャノンコネクタはそれっぽいが、最終的にはアンバランスっていう。

RCAで良いじゃん(^_^;
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外れを改修、部品配置の整頓をしながら問題がないか見たが、特に部品的問題はなさそうだ。

発振がどういうループで起きているのか探らないとならない予感がある。

そもそもB+が100μF2つで済ませただけの古風な民生機みたいな回路構成だから、電源インピーダンスは高めだろうと推測。

残留ノイズは結構多そうだが、会社で通電した時はハムノイズはあまり感じられなかったが、発振している音と共に、入力ソースの音楽が変調されて変な音が出ていた。

もしかすると、初っ端から問題を抱えていたのではないかと、薄々思ったり。

 

 

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ユニット毎に通電試験してみる。f:id:A2laboratory:20200706014121j:image

早1stで7kcで発振している。
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2stのグリッドに15kcが現れている。

触っても変化がなく、非常に安定して発振している。

1段目の入力と2段目のプレート、カップリングが隣り合わせに配置してあるから、ここが怪しい。

ガタイの大きいオレンジドロップを動かすと発振周波数が変化した。

ここで間違えない。

アースに片方クリップした線を寄せて、更に発振源を絞る。

どうやら入力の線らしい。

グリッドリークは250k辺りが入っていて、ハイインピーである。

大体Magは50k負荷がメーカー指定が多いから、50kを入れてやると発振はピタリ止んだ。
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次はヒーターハムが回り込んでいる。

綺麗な50c/sが現れている。

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AC点火だから、ハムバランサを入れるのが普通だが、これは入っていない。

バイアスを掛ける方式でもなく、単に浮いている。

固定で良いから、バランスしてやると、ハムも綺麗に消えた。

もう片方のユニットも同じく発振していて、同じく修繕しておいた。

ハムバランスは共通だから片方だけで良い。

しかしながら、もう片方の方が、ハムが大きく、TC段で20mV以上あった。

最終出力には10mV以下になっていたから、まぁ無視できる程度かなぁと。

試しに試聴して、判断するかな。

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発振原因メモ。

あれだけシールド線を這わせ使ったのに、ユニット内では一切使わない、そしてハイimp構成という、かなり分かっていないなぁという印象。

それか、ハムやら発振に困ってシールド線を多用したのかも知れないが、まぁ出来の悪い品物である(ーー;)

815 AB2 完成ス。

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検査すると、NFを掛けた時に発振が起きたから、再調整。

残留ノイズは50mVが出力へ現れていたから、各所のBリプルを見ると、大凡50mVあったから、これがSGに入って、ダイレクトに現れている様である。

100μFのCを幾つか入れて、SGも抵抗とでデカップリングしてやると増幅率が幾らか増す。

定電圧放電管を使用した場合、並列には0.1μF最大であるが、抵抗で放電電流を確保していれば、大きくしてもOSCになる事はない。

VR105や90がなく、持っていたVR105は少々壊れ気味なのか、放電して良い場所以外の部分迄もグローが出て、ビィビィと鳴き出し、三角波が出るという具合だから、NOSのVR150に変更。

1つソケットが余る様になってしまったから、安定抵抗管を入れておいた。

Bリプルは10mV以下になり、出力に現る残ノイズは20mV以下に収まっている。
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出力4Ω 25W出ている。

もっと振らすには、コントロールアンプが入り用である。

iPhoneでは最大にしても25W+25W程度しか出ないが、聞いた感じクリップはまで来ていない。

データーシート上ではAB2 50Wの表記があるから、それ位は出るであろうが、小さい音で鳴らす時には電流をそんなに流さなくても問題は無いし、大音を出す時はBIASを浅くして行って、80mA位流せば50Wは出るだろう。

SP IMPは4-8-16ohmで選べるが、ロー出し、ハイ受けが成り立てば、4Ω出しで8ΩのSPを鳴らしても問題はない。

ロードの傾きは変化があるから、音量が変わる感じを受けるが、あまりにも桁違いの、例えば600ΩのSPを繋いだ場合は、周波数特性にウネリを生じさせる可能性がある。

 

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安定抵抗管は光らない。

バラストランプといって、放送局型123號ではボウっと光るが、これはそんな電流が流れている訳ではないからである。

SGがショートしたり、何か不具合の時に定電圧放電管が逝く前にバラストランプがヒューズ代わりに断線してくれるだろう。

戦前の電蓄みたいな構成であるが(笑)

2C26のキャップは、新しいのが届き次第交換する。

余計に長く線長はとってあるから、今はミテクレが冴えないが、後に良くする。

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 電氣扇とMacが同時に動いているから、アンプ自体は250W程度かなと推測。

ヤマハのCA-1010を使っていた事があるけど、確か280W位じゃなかったかな。

ちなみに、待機のヒーティング状態に入れておくと、250Wを示すから、大凡100WをB電源で食っている。

 

youtu.be

結構な音で鳴らしているが、HPDだから20W+20Wも出ていないかなと推測。

結構外にダダ漏れでパチンコ屋も閉めちゃって、表通りが閑散としちゃって静かだから、あんまりにもウチが騒がしくやっていると、ライブかパーティーかをやってるんじゃないかと通報(?)されても困るから、このくらいにしておく(; ^ω^)

815アンプ試験動作させてみる/他

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ざっくり検査して通電してみた。

ケミコンも温まっていないし問題ない。

通電するとスピーカーから盛大にブーンと50c/sのACハムが出るから、ヒーターのCTを色々な所に当てがって、一番静かになる場所を探す。

これは当初から、探る予定で外しておいたから、これは良しとして。

それでも残留ノイズが50mV程あって、可聴域で矩形波の発振が起きる。

ビィビョーと珍しい音が鳴っている。

ボルトスライダーで定格100Vよりも電圧を僅か上げると発振は止むという。

原因を探らないとならない。

スピーカーはOPTがあれば飛ばす事はかなり稀だが、許容がMS737は確か40W程度だから、それ以上に出すとVcが焼ける可能性があるが、まぁ大丈夫であろう。

石の100W以上が出るものだと危険である。

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4B31が案外ドロップが大きい様で、AC380Vを入れるとDC400V程は得られるかと思ったが、実際は370Vであった。

定電圧放電管が上がりに上がらないと安定にならないから、VR90か75辺りに変更するか、電圧を見て考える。

 

音は807に似た押しも引きも良いドンとした音である。

 

 

 

 

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雨風が酷くなる様な天気予報だったから、どうかなと思っていたが、別段曇りなだけだったから、午後に出社。

特に何かという事は無かったが、土曜は皆勤だから一応(^^;;

帰りにブックオフに寄ってみたら、藤子不二雄大全集の“ロケットGメン”があった。

分厚いのに値段は900円程度だったから買っておいた。

袋に5円掛かる事を忘れていて、どうしようか迷ったが、とりあえず5円あったから貰っといた(笑)

背広にも入らないサイズだし、裸で持ち歩くのはちょっと(^^;;

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入札で買った一山に入っていた、小学二年生 昭和37年6月号の付録。

多分これがオリジナルになると思う。

これしか持っていないから、他は知らないという(笑)本誌もなく凄く中途半端w

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紙質が結構御粗末な雰囲気であるが、このザラザラして薄く濾した感のある雑っぽい感じがまた良い風合い(笑)

綴じが裂けてバラバラであるが、補修してあったり、前の持ち主が大事のしていた事が伺える。

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大全集。

フォントが小さくなって打ち直しした様子。

最終話は急遽打ち切りだったのか、続きそうな雰囲気を出したまま、不自然(?)な締め括りに仕上がっていた。(洋書読みで先読みしたw

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1962年はまだサイボーグ009も連載がないだろうし、その後の16mm映画、1966年版も後の事で、藤子不二雄漫画は相当斬新だったであろう事と思う。

そういった様に東映の009を見ると、エッセンスを得ているかなという節を思わす。

特にコント的なユーモアーを合間に挟み込んで来たり、全てをシリアスに突き通さないというか。

そもそも藤子不二雄漫画はSFなのかなぁ。科学冒険漫画という類と思うけど、完全空想ではなくて、凄く近い日常的な話の中に、有りそうで無いが、身近な存在的な設定が実に面白い。

私的には、“すすめロボケット”の当時の日常を捉えた描写、例えば百貨店からカラーテレビを掻っ払っちゃおうとか、家具調ステレオセットが描いてあったり、モダンな照明だったり、机に灰皿が置いてあったり(笑)

あまりにも懸け離れた話題よりかは、想像がつき易いというか、現実的でありながら近い将来はこうなるかも知れないという、感覚があったと思う。今読むとカラーテレビは当たり前だし、昨今の人には少々意味合いが分からないであろうが、古物好きには夢が良い時代だなと感じる次第。

それで言うと、ウルトラQも当てはまるか。

1966年の“1/8計画”は1964年の“とびだせミクロ”に出て来る“人類ミクロ化計画“に似ている。

定めし、こういう所へ目を付けたのが東芝なのだと考える。良い宣伝になる...

 

それは置いといて....

 

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ヒーターのハム対策。

あちこち線を触って、一番静かになるのが今回は、こんな様だった。

6.3のCT付きは初段とカソード電流制御の球に限り、12.6を2C26と815に渡らせた。

815は球内部でCTがあるから、トランス側では引き出さなかった。

6.3ctを直にシャーシアースすると静かにはなるが僅か、むぅーん と残る。

815のCTに6.3のCTを繋ぐと、直よりも静かな結果に。

そしてもう一方の815ctをアースする事でキッパリ無音化した。

アース位置も色々探って、オシロで一番小さくなる場所に括れば良い。

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修正と紐掛けして、殆ど完成。
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6SL7は電流反転6AC7で、初段からの2ユニットでppが構成される。

欲しいスイング幅も確保出来る。

便利とは言う迄もない。

明日また、最大出力とを計測してみる。

 

三角波的な発振は定電圧放電管の流れる電流が少なく、放電不安定が影響したらしい。

大きいコンデンサも入れ方によっては発振の原因になるから要注意である。

2020/07/03

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815 AB2、良い感じに仕上がってまいりました(o^^o)

2C26のキャップもタイトので、他と揃えようかと思ったのだけども、プレートとグリッドだから、舶来品の赤×黒キャップにしようと変更した。

届く迄に2週間かそこそこであろう予想。

増幅段も配線が済んで、後は検査してケーブルを紐で束ね結んで仕上げ調整の流れ。

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4B31は見た感じ、2つのカソードは1分以内には薄ら赤くなるかなという印象。

合わないソケットを多量に仕入れてしまったから、それに合うソビエトのGM70を仕入れてみた。

不良品が含まれる事を考えて1ケース頼んだが、こんなモンにこんなに投資して大丈夫だったか、支払い後に不安に襲われるという(ーー;)

大型3極管でEpは大体1kV位必要そうだから、そういう類のに4B31を使った方が良かったかな(^ω^;;)

まぁその時折で考えたら良いだろう。

そんなで、貯め込んでる球が多いから、作らないと(^^;;

 

2020-07-01

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回転振り子の記念時計は1日数分進み程度に収まって動作している。

センター出しが少しシビアになっているが、振り子の調整範囲内に収まる様にはなっている。

今日は昼に地震があったが、それでも止まっていない。

修繕は良好、問題ないと見受けられる。


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他にもNCR、ナショナルの21も修繕が必要な程に動作不全になってしまう。

レシート、ロール送りのダンパーが劣化で金属が剥き出しになってしまい、レシートが破れるわ、紙詰まりを起こすわで、使用不可に。

機械式計算機も”計”、”実行”に不具合が出て、モーターが起動しないというエラーが暫し現れる。

手動ハンドルに切り替えれば、計算機のシャフトを直に回して出来るであろうが、NCRのハンドルは持ち合わせていない。

アスターの釣り銭計算の可能なモデルのは、停電補助用のハンドルがセットになっていたが、やはり各社共通ではないから合わない。

現状、実用的なモデルは、アスターの釣り銭計算が可能な方であろう。

ただ、これまたレシート部が特殊で、動作が上手くないから、どうにも使えず。

計算機としては故障も無く優秀。全てが全て上手く行っていて、バランスの良いのは、なかなか難しいか。

NCRは全体的に優秀。

ただ、不具合が出ると、全体的に出てくる。

一長一短かな。

 

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作業台を片付け、作った4B31ソケットを取り付けを。

しかし問題が発生、ベークが若干大きいという誤算。

再度加工し、切り詰め調整した。
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特に部品指定は無いから、イングランドの結構良い値段がする巻線抵抗をドンドコ投入(笑)

店頭やネットで売っている様で売っていなくて、バックヤードに各種寝ているが、巻線だからあまり大きい数値はない。値段は殆どその時の数量とで時価(笑)

あまり一般的には知られていないけど、ヴィンテージPAINTONの巻線は、リードがまず硬くて安定が良い。ただ高いから、あまり使わないけど、DALEの巻線よりかは安い。

PAINTONは無誘導という噂があるが、何に使われていたのかすら不明。

民生機に使われていないとなれば、軍用で、放出もしない様なセットに使われていた系列の物なのかも知れない。ググっても出ない。

向こうの相場は£2.5GBP程。

同じく、BARBADOSの抵抗も硬いリードで、熱が出ても信頼性の高い固定具合。

これはネットで販売していたが、最近は取り下げた模様。バックヤードには各種まだあった。117N7シングルにも使用していたり、こちらは結構顔出し回数が多いと思う。

そんな感じで、高圧の方は配線が済んだから、後は増幅段の方を。

4B31 ソケット作り

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4B31はGM70と互換があると思って頼んだが、僅か数ミリ違いで挿さらず(ーー;)

流石にタイトを削るというワケにも行かないし、ソケットを作ることにした。
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ベーク加工...

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カシメを外してクリップ部分を使う。f:id:A2laboratory:20200630174117j:image

どうかな.....良好。

かなりガッチリ決まるから、早々には緩くはならないだろう。

アンプに組む事にする。

...重いんだよなぁ(^ω^;;)

 

2020/06/29

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片付けついで、電源を入れてみた。

少々高圧に埃が積もったか、チリチリ音がしていたが、暫くすると大人しくなった。

安定性は良いが、水平発振が少し疲れ気味かな。一杯一杯に広がるまでに時間が掛かる。12BH7か6CG7かな。

レス機ではないから、6CG7かな。

CRTも少し疲れているか、中央に寄る迄に時間がかかっている。

確かビームネックは結構電子焼けしていたと思った。

90度偏向のイオントラップ附の旧型だから致し方ないかな。

八欧電機の方はエミッションがまだ良いから、初っ端から元気が良い。

レス機だから、ラッシュカレントでカソードの活性化が強制的に行われているのかな。

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劇中、アダムとしか呼ばれないけど、鉄腕アダム...かな...(^ω^;;)

 

 

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ちょっと休憩(^ω^;;)