A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

ウェスティンハウスのメーター

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本体の裏からネジ止めする形式であるが、そのタップ穴が貫通である事に気付いて、ケースを外して内側からモクネジで止めたら良いのであった。
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ボルトスライダーの電圧表示用にと付けたが、半波整流で、鈍感な指針だから大分低く示す。

脈動の少ない直流であれば、指針は100%近くを示すが、脈動の多い平滑不良の場合は50%程示した。

シリースに入れていた抵抗を減らしてみたが、不安定要素が大きい様だから、コンデンサを入れるとかなり上昇したから、脈動が減った為である。

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相変わらずゴチャゴチャした壁であるが、デカイのがまた1つ増えた(笑)

右のガラスの付いた黒い箱は、手動交換台の手回しゼネレータの代わりに自動発振させる為の25c/sかの発振器で先方のベルを鳴らすのに使う物だが、構内自動交換機を入れたから使っていない。

その下の2号自動電話機は現役。

Westernのスペースサーバー201よりかトランシーバーの感度は良いが、粒の大きい古いカーボンマイクであるからか、かなり声が歪んでいる。多分20%以上。

昨今のiPhoneで電話をしたら、まるで別人!と言われてしまう(笑)

Westernの電話機では、その様な事を言われた事は今迄に無いから、かなり高忠実な音が送話されている事と思われる。1930年代と同じ様な年頃であるが、アメリカの技術は進んでいたという事なのであろう。