A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

回し回し。

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ナショナルの方。

輝度が浅くなって、コントラストが反転気味になる症状が再度現れ、垂直の安定も温まらないと良くならない症状が出始めた。

垂直は、若干上下に揺れるという状態。

同期が外れる事はないが、気になるから再度モールド抵抗をチェックすると、垂直のVRに入る470k指定が580k程になっていたから交換した。

前回チェックの時は500k程度だったと思うが使っている内にでも高化が速く進むらしい。

温まると湿気が抜けて、改善されるのではないかと思っていたが、外れた様だ。

ペーパーコンは湿気抜きと共に冷凍庫で冷やすと絶縁が復帰するらしいが、試した事はない。

電大に行っている先生、Oさんが言っていたから、改善されるのであろうが、何時迄持つ事やら。そんな事を言ったら、自分で試してみなされと言われてしまいそうである(^ω^;;)
輝度の低下は改善されたが、垂直の揺らぎは温まらない内に症状をチェックして、修繕しないとならないのであるが、結局何がどう悪いのか判断つかず、探している間に症状が改善されてしまうのであるが、映像IFの調整を再調整すると、揺らぎが静まっていたから、SIズレであろうか。

まだ良く分かっていない。様子見とする。

 

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売りに出していた早川、シャープの方が、通電してみたら水平が同期せず。

VRを回しても範囲になくて、周波数の低い方に流れているらしい。

松下は垂直が弱いらしいが、早川は水平が弱いらしい。

各社で壊れかたの”症状あれこれ”が昔はあったから、それの典型的なパターンかと思われる。

ラスタが水平に一本か、垂直に一本かとかとか。

日立も八欧ゼネラルも水平1本になっていたと思うから、垂直が弱い部類か。

日立の場合は其の儘通電すると、ラスタが薄かったかな。

富士電機はラスタ出ず、チューブラが破裂した経験あり。

未だに三菱は触った事が無い。

なにか、事務所的なデザインがあまり好きじゃなくて手出ししていない事もあったけど、最近はめっきり見かけなくなった。

アメリカ、ゼニスのデザインのパクリっぽい印象。

昔から高い、フィルコも触ってみたいが、縁が無い(笑)

GEのテレビは一度縁があったのだが、その大きさが半端なくて流石アメリカと思って諦めた。

目方も凄いが、CRTが20インチか、かなり大きかったと思う。家具調な雰囲気の四つ足。置き場が無いし1人で持てない。
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水平同期のVRが最大にした時に150Vギリギリで、普通は230Vか240V台になるそうだから、ドロップ抵抗を跨いで試してみると電圧は220Vになって、安定の範囲が近づいてきた。温まると電圧が上がってくるが、それまでは低電圧気味。

水平同期コイルの調整も範囲いっぱいで、球のエミゲンか?

試験はしたはずだったと思うが、見逃したかな。もう一度見てみる。交換してみても良いが。多分12BH7だったと思う。ピンアサイからしても多分そう。

安定し出すとスコブル良いセットで、状態はかなり良い。

それと、外したペーパーコンがセット内に落ちていて、出てきた。

多分枠に置いていたのが中へ転がったと思われる。こちらは枠が浅いのと穴が空いているから気を付けないと(; ^ω^)

 

出品していた分は確か終わっているだろうから、写真撮り直して出品するかな(; ^ω^)

 

 

 

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最大にして240Vは範囲としてあった方が良いだろうと、更に1段手前で線を継ぎ変えた。

線長が届く距離にあるから、もしかするとここも改造された部分であったのかな。

線を切って別の所へ繋がっていたりという事があったから、それも十二分に考えられる。

やはり改造して真っ当に動作していたのか不明である。