A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/03/15

出荷納品する物はやって、税務署に行ってきて、△の付いた申告書を出して、555wの網を加工して、片付けをして。

そんなで1日終わってしまった(^ω^;;)

だいぶ荷物は減ってきた。良い感じに整理になっている。

 

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喫茶ピーター。

高齢の小柄なママがやっていたけれど、“しばらく休みます”の貼り紙を貼った後、再開する事は無かった。

店内も昭和で止まっていて良い感じだった。

奥は増築なのか、一段上がる様な雰囲気のU字ソファーみたいになっていた記憶。

常連の定位置みたいな仕切りになっていて、そっちは、〇〇さん来るからこっちにして。と言われそうな雰囲気。実際に言われた事はないけど。奥行かなかったから。

手前のテーブル。

薄い窓ガラスと木のサッシが時代感。f:id:A2laboratory:20240315235256j:image

結局、建物も古いし、後継もしなかったのだろうなと。

現場の兄ちゃんがパイプ組んでいる最中で。

取り壊しは多分呆気なく終わる事と思う。

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まぁ私の事なので、中も拝見(笑)

欧州みたいに、外はコンクリートっぽいけれど、内側は木造。

碍子が時代感。

2階はどんなか見てみたかったけども、抜けそうで危なさそうだった。上がって使ってた気配がない。

 

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555wの網はジグ買って来たから怪我もせず調子良い。

前の時は悲惨だった(ーー;)

2024/03/14

昼前に出て午後着。

お線香をあげさせてもらって、お昼を頂いて。

孫みたいと喜んでもらって(^ω^;;)

出てきたトランス類と工具を譲ってもらって帰宅。

 

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動作確認は出来たから、仕上げて完成。

 

ちょっとクオード回路を含めた感じで、アレンジが掛かっているものの、低域は豊かでドッカンと凄い下が出る。

しかしMS737の悪い癖、暫しのブーミーになる部分を少しばかり引きがある様な制動が掛かっている様に聞こえた。

FMは出過ぎな位にボフボフ。
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オーバーオールNFを外したところ。
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オーバーオールIN。

-15dB下がってフラットに特性上はなる。

聴感上はピークの出方が変わってくるであろうから、実際にはスピーカーのVCインピーダンスとの関係で波打つであろう。

連続音では綺麗なフラットが得られる事が分かった。

 

オーバーオールOUTの方が小さい音でも充実した音が出ている印象があって、f特性的には変化した様な気はしない。
オーバーオールINの場合は幾らでも音量上げられる印象で、充実して聞こえないから音量で満足しようと走し出しているのかも知れない。

聞き比べると、綺麗に整頓された音ではあるけれども、やはり石に近く、現代的な音になる様な傾向に感じた。

 

 

2024/03/13

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昨日の続き。

また電話があって、片付けをすればする程寂しくなってしまってどうしようもないが、また色々出てきたから持って行かないかと。

それで急遽明日また高尾に行ってくる。

お昼を一緒に食べましょう。って、炊き込みご飯と鶏のコーラの煮付けを作ってくれるそうな。

好き嫌いは何があるのかと訊かれて、とりあえず“酸っぱいもの”と言っておいた(笑)

それとあまり食べないから、田舎(?)みたいな大きいテーブルに、大皿で出してもらっても食べ切れないからね(^ω^;;)と言っておいた。

コーラの煮付け?私は食べた事が多分ないだろうな。甘塩っぱいのだとか。

まぁコーラじゃぁ甘いだろうけど(^^;;

 

そんなで、パパの手製のアンプは、其の儘使うには危険だから、手直している所と伝えて、今度懐かしみに、私宅へ行っても良いかと言うから、それも歓迎であるし。と伝えて。

 

そんなで、今日のうちに組み上がったから通電してみた。

回路が一部繋ぎ不良であったが、実際の動作はどうなるのか実験しなかった。

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音は問題なく出た。

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しかしながら、かなり歪んでいる。

何だろうと調べると、アンプより入力側から歪んでいる。
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iPhone6sへ繋ぐと酷くクリップして使い物にならなかったが、14では問題なく、クリップしない。

対応のマッチングがあるらしい。
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ただ、無音状態でも高周波が100mVも出ていて、良いDACではない。

まぁまぁ、こんなに小さな機体であるし、欲を言ってはならないとも言える。

これが世間じゃ普通当たり前なのであろう。

ただ、凄い事に気付いて、抵抗を1本入れるだけで、この高周波が消せる事が分かった。

なるほど、これは良い事を知った。

現代機材との組み合わせを想定するとして、今後役立つであろう。

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部品は元から付いていた物を其の儘使い回せる物は使ったが、寿命が来ているのもあって、107vに対して1vの漏れを生じているカップリングが1つあった。

バイアスは+1vしているのと同じであるから、カソードバイアス引く事の1vである。

電流はやや過多になる事になる。μの高い高感度の球であれば、この1vが大きい事になる。

6GB8はバイアスが14v出ていて2つで83mAだから、暫し鈍感な方だと思う。

それであっても、不良部品は交換した方が良いのは言うまでない。

その半壊れの時の音が良いと思うかは、好みであるが、持続は毎回しないから、毎回違う音が出ていると思った方が良い。安定性は悪い。

何故ならば、壊れてきているから。これが結論である。

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とりあえず、何時迄聞きに来られても良い様には出来たから、急ぎはひと段落した。

2024/03/12

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先日遺品の整理で受けた部品類は整理をとりあえずした。

几帳面で、ほぼ全ての厚紙の仕分け箱は手作りで、眞空管をペアにしておく箱迄も手作り。

箱マニアか箱作りのプロ。そう言っても過言では無い出来栄えである。

しかしまぁ、空箱がかなり多くて、勿体無いとは思ってしまうが、保管するにも膨大過ぎてその大半を潰して処分したのであるが、これがまた超頑丈(笑)

セメダインで接着しているのか、剥がれない。

剥がして畳もうとすると爪の方が参って、また割れてしまった。

それでナイフを間に入れて切っていこうかとやったが、これがまた何層にも貼り合わせているらしく、硬い。

もう大変に素晴らしい出来栄えである。

それで、最終的には潰すしかなかったのである。

 

完成品アンプも、今度はアルミであるが、箱が凄い頑丈に完成していて、落としてもJANレベルの様に強靭である。

ネジ止めも長手で50mm毎、短くても3箇所は入っているから、これを外すにもまた大変だった。

というのも、箱作りは最高基準と言っても良い程であるが、ハンダ技術は申し訳ないが、良いとは言えない。

もっぱら、ハンダがしてありそうで、塗れが悪く外れている、イモになっていて垂れている、線被覆が溶けて芯線が出ている、依線の一部線が横へ出ている…と言った具合で、通電は危険性がある。

ショートしてヒューズが飛ぶ…というケースは1度や2度の経験ではないのでは。と想像。

 

何台バラしたか、もう忘れてしまったが、全てが全て電気的安全性が危うく、ブロックケミカルも破裂済であったりして、ぱっと見で危険判断な物は部品に解体して。

それをやっていたら、この1台が最後になってしまって、これもやはり同上であるが、形になっている1台は残しておく事にした。

しかしながら、此の儘では危険で使えないし、かと言って置き物としておくにも、普通よりも大きいから使えない物を置いておくのはちょっと困る。

であるから、これを手直しして安全に使える様に、互換性のある様にして使う事にする。

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アースの線は、線を線に継ぎ合わせてやっているから、細かいヒゲが発生しているが、ショートしないのが凄い。

高周波回路の様にトランスの出た直後をシャーシへ落としているから、これはハムやら色々とノイズに悩まされるかも知れない。

電氣ループ、信号ループを考えて作った方が理想的である。
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全部やり直しをする。

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整頓しながら回路を把握。

電源部から追って大凡全回路は理解。

同時にやりたい事も把握。

信号のループに大きな容量のケミカルが入るから、これに左右される傾向にあるであろうが、通り道には一流品を入れている様であるから、これの音が出る事は想定しての事かも知れないから、これは尊重して、維持して。

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片chを整理した所で、クオード風のコピーである事迄は理解したが、左右のchで、ミラーになった様な並べ方であるのに対して、回路はミラーになっていない部分があって、これだと下半分の増幅バランスが怪しい。

これは頭の中に描いた回路では処理が追い付かず、明日に書き出してミラーにしなかった時のバランスを考えてみる。

どちらのchが正しいのか分からないが、反転信号を初段へ戻すだけだから、ゲインの差だけの話である事と推測。

しかしながら、ここへNFBが割り込んで入って来るから、左右で上下の増幅がバラバラ反転正転していては、問題が起きそうには思うのであるが…。

特に測定器はなかったし、ポケットテスターだけだったから、最終測定は全くなのかも知れない。

発振していても不思議ではないかなと思う節もあるが、もう原型は無いから、それの有無の確認はもう出来ないが、他人の家に迷惑になる発振を起こしていなければ、発振していようが、していまいが、どちらでも良いとも言える。

高周波過ぎて、電燈線を伝って他人宅のラヂオでウチの音楽が聞けるなんていう状態にしなければ良いだけの話である。

2024/03/09

社長が居ないのは何とも不思議な時間に思うが、接客をしているとそれを忘れる時があるが、有る無しの在庫も私は把握してはいないし、“社長、これお客さん求めているけど、あるかな?”と聞きたくなると居ない事を思い出す。

昼に出ても歩く速さは普通になっちゃって着くのが倍以上早く感じた。

何時もは下らない冗談を横で言って笑っていたりしていたのが今は嘘の様に静かで気味が悪い。

会社に戻れば“おぉお帰りなさい。いらっしゃい。”と迎えてくれそうな気がする。

 

 

 

先々週の一件の3日前に私はいつもの様にショーケースに肘をついて話をしていた時、突如としてバンと大きな音と共に、その天ガラスが真っ二つに綺麗に割れた。

カッターで入った傷はあったが、割り壊した事の方が大きくて、月曜にガラス屋を呼んで火曜に入れてもらおうと思っていたが、月曜は確か雨か風が強かったから火曜にしようと予定を変えた。

私から電話を入れる前に逆に電話があって、丁度良かったとも思ったが、それは他にガラス屋を見つけたから頼まなくて良い。という内容ではなかった。

もしも割れたのが警告だったとしたら月曜にガラス屋を呼んで早く変えてもらっていたら、こんな事にはならなかったのかなと複雑な心境。