A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2024/12/13

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倉庫…いえ、別荘に寄って仕事をしていたら、不思議な音が聞こえて。

調べたら水が垂れている。

シンクは帰りに毎回拭いているが、変わったシミが出来ている事は少し前に気付いていたが、漏れていたとは思わなかった。

それも蛇口からではなく、根本の方から。

壁紙の方には行っていないからまだ良かったかも。

それで、蛇口自体の合間から漏れている事が分かって、蛇口自体を回したら、これがまだ締まる方向に回る。

そんなに力をくれていないが、回るから、締め込みが甘いというのか、シール材の巻きが甘いというのか、そういう状態。

どちらにせよ、あまり動かして、漏れが酷くなっても困るし、何より主栓もメーターも何処にあるのか知らないのである(°_°)

だから下手して外してしまったならば噴水になるから、不恰好ではあるが、この微妙な角度であれば漏れないから、今日のところは良しとした。

かなり気持ち悪い角度である…

曲がって掛かっている絵の様に…

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郵便局に寄りながら秋葉原に。

13日の金曜日(°_°)

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一回りして毎度の松月庵。

何年通っていることやら?(笑)
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トランス屋に挨拶回りをして色々あって、モックアップで使っていたワケアリなボルトスライダーを譲ってもらった。

コイルが切れているかもねー?との事。

もちろん、知識経験がある信頼性のある直せる人にしか譲れない様な状態らしい。

まぁまぁ、確かにナマクラ修理で火事になって責任問われても困るというのは分からなくはない。


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導通を確認すると確かに切れているらしい。無限大である。

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バラしてみると、ケースに派手に焼け飛んだ痕跡があった。
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入力側端子周りは白煙を上げた跡まで。f:id:A2laboratory:20241213195803j:image

痕跡の逆手側を調べると0V側のコイルが破断している。

玉になった銅が転がっているレベルであるから、相当派手にバリバリと燃えたに違いない。

2ターン破断している。
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摺動子側を確認すると、原因が見えて来た。

割と単純であるが、INとOUTを逆に繋いだ事が原因であろう。

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正常使用であっても、最低の0Vにした際に、数Vが出力端子には出る。

しかし、摺動子Bは、回り止めの金具Aに接触していた場合に、その数Vはショートとなるが、此処迄大きな影響を及ぼす事はないであろう。

白煙を上げるほどであれば、全体リコールがあっても不思議ではないし、もう半世紀以上昔から売られている物であるから、それはない。

それで、逆接の場合には、数V、或いはショート状態になり、恐らく2ターンが派手に焼き切れていたのは、2ターン目に摺動子があって、それで100Vを通電した為である。

話によれば、メーカーへ初期不良で返ってきた品物を店頭モックアップにと持って来たそうだが、それはお客側の嘘であって、初期不良ではなく、誤配線による熱損である。

要はお客が壊したのである。

メーカーはどの様な対応をしたのかは分からないが、作る側もお客の嘘を見抜いてほしいものだ。

マニュアル通りにしか対応出来ないのは、今後割に合わない時代ではないかと思う。
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切れたのは2ターンである事に間違いないから、これを解いて巻き直す。
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組み立て、動作試験。

出力電圧に対して、ツマミ位置を合わせてやれば完成。

 

 

LLのラジオは、10%低い100Vでは、エミッションの低い球が、更に低くなり、音量が大きくならない。

それで、定格の110Vにスライダーで上げると、少しはエミッションが上がって音量が大きくなる。

別荘の多量の球のストックを探したが、トランスレスの絶妙な型番の同じ物は見つける事が出来なかった。