A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

チョーク

テスト用のモニタで小さいながらもハムが聞こえる事からして、97dB/W辺りを繋ぐと結構盛大な感じかもなと。

フィラメントを片方反転させてハムがどうなのかも試したが変化は薄かった。

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抵抗でドロップしても良いけれども、チョークの方が熱々にならなくて良いかなと。

前に巻いた電源をチョークに変更。巻き替える。
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32ゲージで500mA流してどの位の熱が出るのか確かめたが、60℃は超えそう。

かなり巻けるから、ヘンリー数も大きく取れるが、安全を見て28ゲージで巻く事にする。

太いから機械巻きするとタルになるから、地味に手巻き。

手が痛い。続けていたら腱鞘炎になるわこれ(^ω^;;)

でもって2層目から1段上が何処なのか見え難いし(ーー;)
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組み立て試験。

100c/s 1.4H 1V

う〜ん、1000回以上巻いたのかなぁ。数しないで密巻きするのに集中していたから分からないけれども、DCR15Ωだからそんなに巻けていない様な気もする。ボビンも小さいし。専ら大きいのは入らないし(^^;;

 

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どうやって入れるか考えながら、-Cバランスを調整してみたら、なんだ。

ごく一部にハムが急激に下がる部分がある事を発見した。

一般の巻線であると分解能が低い為に調整不可な可能性が高いが、ヘリカルポテンショメータならば、分解能が高いから、その僅かのバランスした部分に設定出来るのだな。高価だが有効な事を発見。

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ハムバランサと共に調整して一番小さくなった部分で20mVppだった。

能率の高いS.Pならば、ハム音が聞こえるであろうが、これでも良いかな。

重箱の隅突いた様な高域は出ないけれども、中身の濃い音はするかな。

結局チョークどうしようかな(^ω^;;)

せっかく巻いたし付けておくかな(笑)