A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

push pull

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TZ-20でプッシュプルの実験。

Ebb360、0バイアスでトータルIp5mA程。

250kを挟んでC+を印加すると、20mAに上がった程で音は幾分小さくなるが、歪は減った。

カーブの詰まり具合が狭くなったと考えられ、ゲインが下がる。

C+に100V以上を印加してもグリッドが吸ってしまい250kでドロップして20mA以上は流れなかった。

もっとRgを低くすれば電流が流れても大きくドロップしなくなるが、Gdが如何なものか。

カソードフォロア直結の方が良質かな。

反転回路は20Hのカソードチョークのみである。

簡易ながら、自動的に反転してミラーの様になる。