A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

シャーシ眺める

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全体レイアウト。
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裏。

OSCの左横のはBが入っているからRFコイルだった。

アンテナコイルかと思っていた。
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右上がアンテナコイル。

μ同調のIFTだからアマチュア向けの物でないみたいな気がするがスター製。

多分コイルセットと思われ。

自作向けはC同調が多い様な気がするが。メーカー品はμ同調。

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KX-80はよく見たら釣り式だった。岡谷ロダン。貴重だ。
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ナショナルのオイルコン。OF Systemとある。

Oil Foilの意味かな。分からない。

ナショナルのロゴからして1955年辺りかなと推測。

戦前のになると、NationalのNとLが下でくっ付いてクルクルした様なフォントデザイン。

Toshibaの逆の様な。

オイルがどれ程残っているか分からないが、絶縁低下していたら注ぎ足せば戻る。

戦前のオイルコンやトランスは絶縁油として天ぷら油を使っていたらしい話は聞いた事がある。

戦時中はバラして、その油を出して天ぷらにして食べていたとか。もう本人もこの世に居ないであろうが。多分聞いた時既に80を超えていたと思われ。

これは戦後と思うからPCBが怪しい所だが、使えるているから捨てる事はない。

使えなくても捨てないが(笑)どんだけ物付きなんだよwww

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P.TはSeikoとある。

服部時計、和光が電蓄やラジオを作っていた時期があるから、多分取外し品のリサイクルでないかと推測。

巻き数は少々少ないか、表記の定格を使うと無理がありそう。

B電圧はかなり降下があるから、70mAは取れなそう。結構熱くなる。

 

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ラジオは高1スーパーだからアンテナが無くとも文化放送がガンガン受信できた。うるさい程に鳴らせた。

ダイヤル糸は切れていたが、最後に文化放送を聞いていたか、触らなくとも良い塩梅に同調していた。僅かピークから外れていたが。

 

シャーシが少し大きく、珍しくスピーカー避けの斜めカットされていない四角い物だったから、綺麗にしてアンプを組んでみようか。

6V6も付いている事だし、これをバッチリ鳴らせる構成にしてやってみよう。

6V6を上手く使う為にはドライブがとにかく重要である。