A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Tektronics 453

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Junkのテクトロ453をGet。

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ラスタ暴れがあるが、一応使える。

しかしフォーカスを幾ら合わせても合わず、Astigを触ったらしい。ズレていたから、点になる様調整してやれば良い。
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Gainも触った様でズレていたから合わせてやって。
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ch1のStep Attが派手にズレていたから合わせたのだが、接触不良があるか、合わせてもガチャるとまたズレる。

球式増幅ではないが、マイクロフォニックが酷い。

ノイズも最小ゲインでかなり入っているからch1は不具合がある。

ch2は静かでナイクロホニックもない。
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ソケットに石が刺さっていて、まるで球からの移り変わりを感じさせる出来栄え。

ディスクリートで分かり易く、修理を考えてか、筐体は横のネジ2本でしか止まっていない。手で緩めたら、すぐにバラせる。

逆を言えば、壊れ易いかな(^ω^;;)
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CRTはテレチューブの様なアノード付。

古いオシロというと、画面は湾曲していて、静電型という印象。
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なかなか色取り取りの部品方。f:id:A2laboratory:20201112185130j:imagef:id:A2laboratory:20201112185157j:imagef:id:A2laboratory:20201112185119j:image

ラスタのズレであるが、この様な具合にまで至る。

基準電圧がズレる訳ではないから、毎度合わせたら使えない事もないが、おそらくジワジワとズレてくる。
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石の頭を触って、接触不良箇所を探る。

そうすると、NPNとPNPが1つになった複合部分で派手にラスタが飛んだ。

こいつの様だ。

一度抜いて挿してやって、ノイズもマイクロフォニックも解決。

位置も定まる。
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他もガリが無いかチェック。
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OK。