A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

Ohmmeter ZM-13A/PSM-1

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出張修理に出ないとならなくなって、高圧的に絶縁の良し悪しが問題になって来る仕事だから、手回しメガーを久し振りに出してきた。

米海軍の放出品で、ちょっと落とした程度では壊れなさそう。

今となっては落とすとメーターが壊れるかも知れないが(^ω^;;)
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問題は特にないけど、分解して検査したついでに、回路がどんなになっているのかも調べておいた。

テスターも同じく、電子の向きで考えて作ってあるから、gnd側は実質の+で、Lが-である。

電解系をチェックしたい場合は向きに注意であるが、手回し式の場合は放電の安全切り替えがないから、ショートさせるしか現場作業だとなってしまうから、容量が大きいと、結構派手な音がするのがあまり好ましくない様な気もする。

逆接にしてダイオードとゼネレータを使って上手い事、放電をさせるという手もあるが。

 

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ガラ箱を探したらNCタレパンに使ってたモメンタリのswが出てきたから、これでデチャージ用とした。

本体よりも飛び出ているが、都合の良い事に、ケースの背が高いから、問題ない。

背高くなっているのは、長いケーブルを使った時の収納を考えての事と思われ。

 

 

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先日から、少し変には思っていたが、それほどでもないと放っておいたのだが...

今朝起きて驚いた事に左耳のレベルがかなり低い。

低域がドコドコと鳴っている様に聞こえる。それは丁度、耳に指を入れた時に塞がれた感じのレベルと、聞こえる血の巡りの音(?)に近い。

低域が入るとエコーが掛かって聞こえて、まるで洞窟の中に居てる様である。

耳鼻科に行って検査を受けるとRchは大凡+20dB(13kcが窪んで-10db)で、それに比べてLchの全体レベルが低く、低域は-40dB、中高域から少しレベルが上がって-20dBの診断結果で、低域の突発性難聴という。

左右のレベルが違い、跳ね返りの音がエコーの様になるのであろうとも。

それに伴い、眩暈を起こす筈だと言われた。

内耳の事だから、外的に何かという事は出来ない。

単に薬を服用して治す他ないという。

出来れば薬なんぞ飲みたくはないが、こうも聞こえが悪いと仕事に支障を来す。

もっぱら、これが続く様であると音の部門は離れるしかないなと思う次第。

 

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夜になったら、全体レベルは上がって来た様な気がする。左右のバランス崩れは感じるが、そこまでの違和感では無くなってきた。

慣れなのか薬なのかは分からない。

然し乍ら、船のエンジンの様な、ドゴーという低域の耳鳴りはあるが、少し何音か減ったのか、合成歪みが減っているのは間違えない。

増幅器で言う、混変調歪みか。

右から聞こえた音と左からの音がマッチングしている。

あのヤマビコの様なエコーは感じられない。

ただ、何か弦楽器の調律をした事があれば、存じであろうが、似た音に近付くと、ウォンウォンと共振が近くなるあの感じだけは耳鳴りとで起きる。音楽は真っ当には聞けない。

それと困った事に、平均感覚の崩れが大きく出始め、立って何かしようにもフラフラ。

歩くにも掴まる所がないと危ない印象。

座っていてもボーッとフラフラした感じがあって、水平が定まらない様な、センターフォーカスが合っていない様な印象。

何処がセンターなのか曖昧だから、何か固定された物に触れていないと基準が分からず、それだけで酔ってくる。

なんとなしメニエル病の浅い類なのではないかと思う今頃。