A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

009 1967

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光電管が云々とやったのでフィルム回してみた。

この映写機の光学トーキーはcdsセルかの素子だと思うけど、それにしても別段文句ない質。

HiFiとはちょっと言えないけど(^^;;

トランジスタだけど古風な音。

球を其の石に置き換えたのかなという雰囲気。

シリコンではなく、ゲルマニウムトランジスタだから、余計に球風かもしれない。

ノイズもハムも大きいけど、フィルムを送るモートルの音も機械の音も大きいから、動作中はノイズはマスクされて分からない。

 

トランジスタの中でも、旧型のゲルマニウムは、熱にも弱いしノイズも大きいという、フィラメントの無い球の様な質感があり、球から石に移り変わった1歩目と言って良い。

それの改良型が、シリコン素子である。

トランジスタの中でも旧型は、球よりも高く取り引きされていて、非常に高価である。

メタルの缶を被った様なオペアンプも旧型で、これまたオーバースペックに出来上がっていて、金メッキやら、とにかく良い物で構成してあるから、知っている人が挙って欲しがり、値段が高騰している。

メタルが被っている意味としては、ノイズ対策と放熱である。

昨今の主流のシリコン素子にはシールドは省かれているが、そもそも素子を構成する物が異なるから、シールドをしなくても影響がない(?)のであろう。

よく分からないけど(^^;;

 

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青が抜け始めているけど、セルアニメは良いですな(o^^o)

フィルムは無いけどパピイとか海の王子に筋書きは似ているかな。

合計したのが、チャー研!かな(爆)

 

光電管を使ってトーキー機構を再現させてみようか。面白そうである。