A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

2020/05/29

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ガッチリ丸めちゃダメだってんのに、言う事聞かないから、ショートする様になってしまったMacBookの電源。

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PCに繋いで、ケーブルを動かして繋がる所を見つけて使っていた様だが、今日、どれどれと見てみたら、突如PCがブツッとOffして、充電できなくなった。

しかし、電源を入れないと立ち上がるから、本体は壊れていない様だ。

ケーブルの怪しいコブが出来た場所から切って剥いてみると、案の定ショート。

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エリミネーターが逝ったか調べるのに繋ぎ直すと使えたから、絶縁テープを巻いてヨシとした。

どうせまた巻いて壊すのが見えているから、ショートしなければこれで十分。

本当はケースをバラして基板を見てみたかったが、開かず。
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何芯かのケーブルかと思ったが2芯っていう。

LEDの表示部分は内側回路で操作している様だ。

 

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6ZP1にシフト。

2E24ppを購入してくれたお客さんは、結構デカイ音で鳴らしているのかと思ったが、ステレオで0.5W出ているかという程度であったから、上澄みの無歪領域で十分楽しめる。

117N7シングルでも、満足に使える事であろう。

1W入れて82dB出るスピーカーであると、大凡、電車内の騒音レベルの大きさ。

90dBであると、防犯ブザーのレベルだそう。

120dBで飛行機のエコノミー席レベル。

 

その昔は、3Wのアンプで映画館を響かせていて十分であった時代があったりしているから、普通一般には6ZP1程度の球でも文句無い。

 

それと、これは以前から書いているかも知れないけど、真空管のアンプでポップノイズが出る事は9割9分無い。

然し乍ら1分、稀に水銀整流管やガス管を使っている場合に、リレー管を使って、B電源を遅延して制御しているなんて場合がある。

これの場合は、通常徐々に充電されるが、リレー管を用いた場合には、動作待機状態になってから、ONになる為、ポップノイズが出る場合がある。

本当は高抵抗を入れておいて、それをリレー管でショートさせて、ラッシュカレントを少なくしてやる方が良いのである。

 

そもそも、OPTがある場合は、DC成分は現れないから、スピーカーを直流的に焼くという事はない。

10Wのアンプに1W許容のS.Pを繋いだ場合に、ハムが出ると許容を超えるから、焼く可能性は十分あるが、そういうアンマッチングな使い方は宜しく無いのは言うまでもない。

 

OTLの場合は、Cのチャージング時間やバランスの崩れで、S.Pに電流が流れるから、安定動作に入る迄は切り離しておかないと、焼く事になる。

Cで絶縁していても、充電の際には電流が多く流れるから、結局直流成分を絶縁しているとは言えども、電流は流れるから、切り離してから通電しなくてはならない。

C無しの場合は±で均衡を保てなくなると、その分の電圧が常時掛かる事になる。

OTLは魅力的であるが、保護回路が無いと危険極まりない安定化電源の様なモノ。

スピーカーが幾つ有っても足りなくなりそうな印象である。

 

自身はダイアトーンのDS-251mk2を許容を超えて鳴らしてボイス飛ばしをやったのは一番近年だが、もう10年位前か?

もっと昔は、Lo-Dの何かのセットの2Wayだったり、Victorのブックシェルフだったり、結構飛ばした。

自分が小さい頃はまだ粗大ゴミという括りが無くて、路上にゴロゴロ捨ててあって、壊しても拾ってくりゃ良いじゃん。という感覚だった。懐かしい(笑)

ベルトの溶けたレコードプレーヤー、チューナ、アンプ、カセットデッキ、スピーカー、選べる程、ゴロゴロあって、どの通りを通っても1台は出くわしていた様な記憶がある。

粗大ゴミの括りが出来てからも、不法投棄が凄くて、1つ置かれると、その何倍も集まって、まるで露店電器屋みたいな量が揃っていた。

それを拾いに行くと、捨てているんじゃないかと管理人が飛んで出て来て、欲しい主を言うと、全部持って行ってくれと言われたもので。

それを修理しては秋葉に持って行くと、駄賃程度に幾らか貰えて(笑)

それでも球も部品も高くて買えないから、肩揉みしてコンデンサを貰ったり、時給300円で店番したりして、球ラジオを組んだり、電蓄を組んだり。

モチロン、毎度新しいシャーシ等は買えないから、組んだのをバラして部品を使い回して、少しづつ改良(?)していたのが尋常の頃(笑)

平成の話だけど(爆)

中学に上がってからは、不法投棄も少なくて金になるゴミが減ってしまったけど、その頃から球のギターアンプを組んで売ったりして。

まともにステレオで聞く様になったのも、多分この頃。

出来合いのYamahaだったり、Clumbiaのアンプを使っていた。

前迄は、両方のスピーカーがゴケさんで、バラバラだったり、モノーラル単発っていうスタイルだった。

ラジオも電蓄もギターアンプも、単発で良かった訳で、東通工のオープンリールもハーフトラックのモノを使っていたし。

自分が全てを新たな物で揃えてシャーシも自分で鉄板から曲げ、溶接、塗装は塗装屋にお願いして、ステレオセットの球アンプを作ったのは、2013年が初と思う。

単発でも同じ物を2台は作った事は無いと思う。同じシャーシを使った記憶がない(^^;;

 

ステレオで作り始めてからは、ほんの7年ばかり。

モノーラルの単発で作っていた時期の方がまだ長い(笑)