A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

自作なレンズアクセサリ

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アナモルフィックレンズを如何にか上手い事添える事が出来ないか色々やってみたが、クリップ式にするのは具合は良いのだが、絵の左右がボケる(縞状)という事が判明。

これは、主レンズとの距離がある事に問題があるようである。

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距離的には、30mm以内な気がするが、離れ過ぎなのであろう。

クリップが大きくて、掴みしろが少なく、これ以上はどうしようもない。


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という事で...?

初めからこうすれば良かったのではないかと思っていたりもするが、出来合い品でどうにか手間を省けたら良いなと思っていたのである(^^;;

逆に色々な物を買ってしまい、高く付いてしまった感はある(ーー;)

ささ、もう済んでしまった事はもう良しとして、前向きに(笑)

この真鍮板は、前に彦吉氏製造の電気時計で欠品した1分計 脱進機の部品を作るのに入手した、t3の板である。

加工するにも、結構苦労するが、鉄板の方が上を行っていると思われ。

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レンズを保持するリングは、大きいケミコンに使っていた取付けバンドである。

これの取付け台を切断し、ヤスリで仕上げたら、殆ど完成である。

先程作った、真鍮の板に取付けの穴を開けて、ヤスリで仕上げ、主レンズの中央に位置する様に、取付け台だけを曲げて位置を調整する。

t3となると、かなり硬いから、ちょっとやそっとではヘタれる事は無かろう。

バイスで挟んでモンキーで寄せれば曲がる。

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仮にネジで止めてやって、位置を確認しながら調整。
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角度の計算とか、計算がこの方苦手で、穴空けとか殆どの事を勘任せ(笑)であるが、今回も上手く行ったwww

アンプのシャーシの穴空けとか、線の流れを考えて、デザインを決めたら、ペンでペケペケって印付けたら、すぐにボール盤で穴空けしちゃう大胆派(笑)

その代わり、同じ物が2個と作れないので、そこら辺は、最近改善している感じ(笑)

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最終的な角度。

バンドと真鍮板が接している部分は、首が振らない様に、ちょっとキツ目に当たりを付けているから、そこいら辺は重いレンズを支えるという事柄から配慮した設計(笑)

 

さて、後はホットシューとを繋ぐネジが1/4インチであるから、それはまた調達して。