未チェックの在庫球が結構あるので、良否見ようかと動き出した。
12AX7,12AT7,12AU7,12AQ8,12DT7,12BH7,6CG7等々、双極管で所謂使い易い球に選別して、チェック。
電算機やTV球、使い難い特殊球は後にする。
せっせと試験にかけていたら、チェッカーがどうにも不具合。
NGラインの球でも、Goodを示す様になってしまった。
感度が上がり過ぎて不自然なので分解。
テスター自体が壊れるケースは稀と思うが、まぁそんな難しいこたぁない。
まずこの0.5μfが20MΩも出て絶縁不良ライン。
抵抗も数値がバラになっていて、ダメだから交換。
交換すると、値が今までよりも若干感度は良さ気に出るが、AC漏れが少なくなったのか、指針がブルブルあまりしなくなった。
回路を追うと、コンデンサは、LINEチェック用のゼロバランス指示器用っぽい。
そんなこんなで、一通りは完了。
まだダンボール2つあって、半々位減ったかなと。
珍な状態の6AR5。
空気球でゲッターは失せているが、どうやら弱真空の様子。
割れているワケではないので、ピンからかから空気が入り込んでいると思われ。
チェックすると、高圧でプレート内部が青白く放電した。
キセノンガス入り管っぽい色合い。
水銀管の方が青々している。
モチロン、この球は不良であるが、珍しく放電する球なので保管(笑)