A2 Laboratory. Work shop

Abraham Audio Device Industrial Labo.

BQ-2B

 

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静音性を求める為に、ベルトドライブにしたけど、その制御部はPWM式だから、多分何時迄も誤差は少ないとは思うけど、ボリュームで微調整しているものだから、もしかするとズレているかも?

聞いていて判別は付かないが。

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ストロボスコープで確認すると、33 1/3RPMが僅か速い方向に流れていた。

 

ただ、このストロボスコープ、コンマ数%でも流れるのが確認出来るくらい精度が良い物だから、数%も狂っていないという事だ。

 

微調整トリマを廻して再調整。

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他の回転数はドンピシャで、遅く回すのは、精度の誤差が開くのかな。

安定性が悪いのかも知れない。

しかしながら、プラッタが16インチで、カッティングマシン兼用だから、一度回り出すと蛇足で十分回っているから、少しの変化はフライホイルで吸収されている事と考えられる。
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モーターは松下。

制御部は細かに制御出来る様に改造したもの。

 

 

本体には、元々のリムドライブが其の儘にしてあるから、本体のレバーでONにすれば、リムドライブで運転出来る。

 

ただ、OMRONのコンバータで60c/sを作ってやらないと回転が合わない。

 

僅かだが、リムを転がる音もするし、やはりベルトドライブの方が静かで良い。

 

 

DD、ダイレクトドライブは、低周波域で暴れが大きい。

これはシャフトがモーターであるからという事と、支えが甘い。

便利でメンテフリーかも知れないが、私はDDは好きじゃなかった。

とにかくランブルフィルタを入れてやらないと、ウーファーが暴れてダメだった。

 

 

 

まぁ、知らない人が今更にレコードっていう事もないだろうけど、其々に持ち合わせた良し悪しは、その物じゃないと体験出来ない事だから、興味が有れば研究してみるのも、また面白い事と思う次第。

 

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出来合いのFETフォノアンプが良い周波数特性だけど、少し綺麗過ぎるような...

 

フォノアンプ、12AX7かAT7で作ろうかな